|
主に中国の貴州省、湖南省、広西チワン自治区に分布する。多種多様な神や自然物を崇拝する原始宗教を信仰している。
民族独自の言葉を持ち、南北2つの方言がある。もともとは文字を持たない民族であったが、現在はローマ字を使用し、トン族の文字を作り出し使用している。
主に農業に従事し、うるち米・もち米の栽培をしており。また、林業に従事し、スギ、油茶の栽培で知られており、油茶で客をもてなす風習がある。トン族の女性は綿の栽培に長けており、自ら布を織り、染色も行う。
トン族は、別名『木の民』と呼ばれるほど木造建築の技術に優れている。トン族の村には必ず木楼があり、この木楼は釘を一本も使わずホゾ組みで木材を組み立てる手法で建てられている。また、トン族の木楼は、屋根が幾重にも重なっている特徴がある。
|