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主に中国の雲南省、四川省に分布するチベット系の少数民族。多くはトンパ教を信仰する。
ナシ族は、中国最古の遊牧民族の流れを持ち、古代の文献の中にも記載されている。
民族独自の言語を持ち、大きく分けて東西2つの方言がある。西方言は、お互いの話している意味が通じるが、東方言は3種類に分けられ、お互い言葉の疎通がかなり困難である。
ナシ族は、もともと2種類の文字を用いていた。1つは表意の象形文字で、トンパ文字と称され、もう
1つは表音の音節文字でガパ文字と呼ばれている。後に、ローマ字を基礎とするナシ表音文字が作り出された。
主に農業を営み、牧畜や手工業も営む。また、ナシ族は、トンパ文字やトンパ絵から分かるように、優れた芸術性を持った民族で知られている。
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